いまさら聞けない太陽光発電の基礎知識

第六回

太陽光発電の歴史【第一次成長期】

今回は太陽光発電の市場形成が進んだ1990年代から2009年までの第一次成長期を振り返ります。

90年代は、太陽光発電の実用化に向けた産官の取り組みが多数進められました。91年に電気事業審議会から分散型電源の余剰電力購入の提言があって、電力会社が太陽光発電の導入計画を打ち出すと、92年には電力各社が太陽光発電の余剰電力を販売価格と同額で買取るサービスを始めました。電力網への逆潮流は初めてでしたから、翌93年に技術基準として『逆潮流あり系統連系技術ガイドライン』が整備されたのです。

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