再エネ発電所ファイル

Vol.3

大野町2号調整池発電所

岐阜県揖斐郡大野町の調整池3面を借りた東洋スタビは、3面すべてに太陽光発電所を建設した。なかでも出力136kWの『大野町2号調整池発電所』は、ただひとつ常時水が溜まっている2号池に建設した発電所だ。東洋スタビの親会社である西濃建設がEPCを手がけた。

建設の際には水をいったん抜き、泥を除去して独クリナー製杭を打設した。調整池を整備する前、すでに土地の地盤改良が行われていたといい、杭の打設に関して特に難しさはなかったという。パネル、架台裏の小型PCSや接続箱は、計画高水位から30㎝以上離して設置してある。配線も万が一を考慮し、水に触れないように気を配った。真冬の積雪はおよそ80㎝程度であるため、パネルの角度は40度にしている。

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