[パネル検査技術]
I-Vの常時測定で異常パネルを素早く発見
監視装置の新たな可能性
神奈川工科大学の板子一隆教授は今年6月、ストリングのI-V特性を常時計測し、太陽電池の故障を検出する後付け可能なユニットを開発した。8月にはストリング内のパネルで異常が起きたセルを特定するシステムを発表予定だ。いったいどのような仕組みなのか。
板子教授が開発したシステムは、ストリングのI-V特性を一定間隔で計測し、取得した波形の変化の仕方から異常を見抜く。昨年6月、パワーコンディショナに搭載するソフトウェアを開発し、今年6月には後付け設置できるよう検出ユニットを作成した。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です