ソーラーフロンティア
生産技術の要 東北工場 本格稼働
目指すはW30セント台へのコスト低減
ソーラーフロンティアが蓄積してきたCIS技術の結晶ともいえる東北工場がついに商業生産に入った。年産150MWは決して目を見張る規模ではないが、同社にとっては世界展開への礎だ。新工場を視察した。
仙台空港から車で1時間。宮城県大衡村の第二仙台北部中核工業団地にソーラーフロンティアの第四の生産拠点、東北工場がある。
工場用地の敷地面積は7万㎡あるらしいが、工場の延べ床面積は1.5万㎡程度で、平屋の1階建て。2階建てと3階建ての2つの建屋からなる同15.8万㎡の国富工場と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
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