サッソー
監視システム発売
ソフトウェアの開発・販売を行うサッソー(東京都千代田区、石橋秀一CEO)は4月6日、太陽光発電の監視システムを発売した。自社開発した計測ユニットでPCS(パワーコンディショナ)ごとの発電量を取得し、発電量のデータをクラウドで一括管理する。売電量や電力消費量などの電力データはアプリを使ってスマートフォンやタブレットに表示する。住宅用と低圧産業用に対応した2つのパッケージを提供する。
同社は、パネルメーカーのOEM(他社ブランドの生産)で2015年8月から監視システムの提供を開始し、50セット販売した。石橋秀一CEOは、「表示内容や分析システムをカスタマイズして提供する。自社開発した分析エンジンを使って世帯ごとの特徴や傾向を割り出すことができるので、広告提案などのマーケティングにも利用できる」と製品の特長を語る。
6月にはスマートハウスの国際通信標準規格のエコーネットライトに対応する予定。商品名は『ELP for SP(Solar Power)』。