西濃建設
ドイツ製杭で24円攻略
住宅用にも力点
4月から太陽光発電の買取り価格が減額されるが、EPC(設計・調達・建設)の西濃建設(岐阜県揖斐郡、宗宮正和社長)が杭基礎の販売・施工に本腰を入れる。同社の狙いとは。
同社は、FITの開始を機に、産業用EPCと、杭基礎の販売・施工で業績を伸ばしてきたが、2016年6月期の太陽光関連事業の売上高は80億円と、前期比約10%減少する見通しだ。EPC実績は、住宅用と合わせて昨年並みの18MWを見込むが、うち8割を占める主力の産業用で、受注単価が下がり、売上が目減りしている。
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