上海航天機電
ハーフカット両面ガラスモジュール発売
上海航天機電は3月、日本市場向けに5本バスバー電極のハーフカット両面受光モジュール『銀河ツインスター』を発売した。主力の両面受光モジュール『銀河』の最新モデルだ。
独自開発した両面受光のN型単結晶セルを採用。電力抵抗を抑えるため、太陽電池セルを分割し、セル表面のバスバーを5本にして出力を高めた。従来のシリーズに比べ、公称最大出力は20W向上したという。
上海航天機電日本支社の李纓社長は、「両面受光モジュールは日本で先行販売している。1年目の出荷目標は10MW程度。農地や、駐車場、東北地方や日本海側の雪の多い地域、水上への導入が期待できる」と話す。
新製品、『銀河ツインスターHT60-156M(NDC)』の仕様は以下の通り。公称最大出力305W(60セル)、公称最大出力動作電圧32.1V、公称最大出力動作電流9.52A、最大システム電圧DC1000V。外形寸法1680mm×992mm×6.5mm、重量25.3Kg。出力保証30年、製品品質保証10年。