Products Review

サンテックパワージャパン

積雪地域向け屋根一体型モジュール発売 初年500棟販売へ

サンテックパワージャパン(東京都新宿区、ガオジャン社長)は10月1日、最大240cmの積雪に耐える屋根一体型モジュールの新製品『ジャストルーフ』の出荷を開始した。発売後、1年で500棟の販売を目指す。住宅向け製品のラインナップを拡充し、住宅市場への展開を強める狙いだ。

新製品は、フレームの雪止めリブを取り除き、従来品よりも雪が落ちやすい設計を施すことによって積雪対応性を高めた。設置条件にもよるが、最大で240cmの積雪に耐えられる。従来品とあわせて、「全国、すべてのエリアで対応できる製品が整った」(セールス本部マーケティンググループの水川治昭グループマネージャー)。

『ジャストルーフ』シリーズは、同社が1992年から展開しているシリーズ。現行モデルは今年6月に発売されたばかりで、今回積雪基準を緩和し、60cmから100cm未満に変更した。

なお、同社は『ジャストルーフ』に20年のモジュール出力保証と、10年のシステム保証を付与している。

新製品は、単結晶シリコンタイプでセルを30枚搭載し、公称最大出力は135W。セルの実効変換効率は18.5%で、モジュール変換効率は14.4%。外形寸法は903×1038×33mmである。

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