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シャープ、〝家まるごと〟で住宅顧客を囲い込み

DCエアコン年内発売へ

経営再建中のシャープ(高橋興三社長)が住宅をターゲットに商品開発を強めている。すでに蓄電池の販売を始めているが、年内に直流電力で稼働する『DCエアコン』を発売する。太陽光システムと蓄電池、そしてスマート家電の〝家まるごと〟提案で、既存顧客を囲い込む戦略だ。

前期決算で2223.4億円の最終赤字を計上したシャープ。今第1四半期も287.6億円の営業赤字に陥り、財務状況は依然厳しい。太陽電池事業は、高効率モジュール『ブラックソーラー』の製販を軸に、住宅用市場で巻き返しを図るつもりだが、電力会社による出力抑制の影響が尾を引き、市場は停滞ぎみだ。

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