「300GWの導入に向け明確な見立てが必要」
太陽光発電事業者連盟 馬上丈司 専務理事
発電事業者の業界団体、太陽光発電事業者連盟(アスペン)の馬上専務理事が、太陽光発電普及への課題について見解を述べた。
──2020年をどう振り返る?
太陽光発電設備の場合、海外から太陽光パネルや架台を調達しなければならず、20年はコロナ禍でそのリスクが表面化した。春先から資材が手に入りにくくなったし、年末には、理由は様々あるにせよ、太陽光パネルの値段が年初に比べ25~30%程度上がった。
調達価格等算定委員会の場で、経済産業省は、太陽光発電設備の導入費が下がっているというデータを提示したが、恐らく21年度にはそれが上昇していくだろう。その点を制度設計に織り込んでもらえるよう、我々は発信していく。
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