[東京都]
東京工業大学 環境エネルギーイノベーション棟
東京から世界へ 近未来的エネルギーシステムの第2章が始まる
「あぁ、太陽光のね。そこを右に曲がって真っ直ぐ行けば見えてくるよ。目立つからすぐに分かる」。
東工大大岡山キャンパスの正門で警備員に道を尋ねると、そんな答えが返ってきた。訪問者が多いのか、慣れた口調だった。通りに進むと、なるほど、目立つ建物が見えてきた。
2012年2月、東京にひとつのエネルギー設備が完成した。4570枚のパネルを身に纏ったその姿はまるで要塞。太陽光の総出力650kW。その名も『環境エネルギーイノベーション棟』。
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