Company & Key person

バブルの弊害を一掃した 来期から着実な成長路線を歩む

ウエストホールディングス 吉川隆 代表取締役会長

太陽光発電のEPC(設計・調達・建設)大手、ウエストホールディングス(吉川隆会長)は、2015年8月期の決算で減収減益となる見通しだ。高成長が続いた同社にいったい何が起こっているのか。

ウエストは4月、15年8月期の業績予想を大幅に下方修正した。期初は通期で売上高685億円、営業利益100億円、純利益61億円と、過去最高収益を見込んでいた。しかし、第2四半期には、累計決算(9〜2月)で売上高が前年同期比15%減の234億円、純利益は40%減の15億円と大幅減益になった。そこで業績予想を下方修正し、通期売上を482億円、営業利益を55億円、純利益を30億円に変更。対前期比で約20%の減収、40%以上の大幅減益となる見込みだ。

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