TMEIC
DC1500V対応PCS受注開始 グローバル戦略機種
東芝三菱電機産業システム(東京都中央区、町田精孝社長、TMEIC)は、グローバル戦略の一環として、世界最大級となる2.3MW及び2.5MWの大型PCS(パワーコンディショナ)を発売した。最大直流電圧(DC)1500V対応品として、まずはインド、中国、米国など海外マーケット向けに販売していく。6月中旬より受注を開始、12月から出荷を始める予定だ。
今回、同社が新開発した大型PCSは、システム電圧をDC1000VからDC1500Vに引き上げた。従来のDC1000V機種と比べて、PCSの設置台数を30%削減できるほか、配線工事なども含めたトータルコストの低減効果が期待できるという。屋外設置型であるため、収納用エンクロージャは不要だ。最大電力変換効率は98.8%(開発中参考値)。