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シャープ、巨額赤字に転落

太陽電池626億円の営業赤字

2223億円の巨額赤字に転落したシャープ。もはや全資産を投げ売っても借金は返せない。主要2行と再生ファンドから計2250億円の資本支援を取りつけ、倒産こそ免れたが、復活への道のりは遠く険しい。

(左)大阪・堺の太陽電池工場。年産160MWの薄膜ラインは休眠状態で93億円の減損損失 (右)高橋社長はV字回復の再建築を発表したが・・・

シャープは、2015年3月期の連結決算で480億円の営業赤字を抱え、1040億円の特別損失を計上、2223億円の最終赤字に沈んだ。「自己資本比率は1.5%まで毀損し、資本、資金の両面で大変厳しい事態」(高橋興三社長)に陥った。

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