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世界を狙うソーラーフロンティア

東北工場はグローバル展開の礎 今年から欧米進出に本腰

CIS型薄膜太陽電池で世界を狙うソーラーフロンティアが、第4の生産拠点、東北工場を稼働させた。モジュール効率15%超えをめざして開発を進める傍ら、北米と欧州に販路を広げる。同社の〝地産地消〟戦略。その全貌が見えてきた。

今年4月に稼動した東北工場。5月19 日に村井宮城県知事、萩原大衡村村長を迎えて竣工式を開催した(上)。生産規模は主力の国富工場の6分の1だが、生産コストは30 %減を目指す(下)

5月19日、宮城県黒川郡大衡村、第二川内北部中核工業団地の一角で、平野敦彦社長は力強く語った。

「この東北工場でメイド・イン・ジャパン品質を極め、グローバル市場で戦っていく。大衡村から次なる成長のステージが始まる」。

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