ループ
自社ブランドPCS発売 34kW機で分散設置提案
太陽光発電システム開発・販売を手掛けるループ(東京都文京区、中村創一郎社長)は4月より、定格出力34kWの三相PCS(パワーコンディショナ)の販売を開始した。同社初の独自ブランドPCSとして、分散設置型の高圧太陽光発電所向けに提案していく。
同社が新たに発売したPCSは、入力最大電圧1000Vの三相3線式34kW機種。最大変換効率が98.3%と高いほか、防塵・防水性能についてはIP65に準拠しているため、耐環境性にも優れる。また、10年の製品保証も付与。同社製遠隔監視システムの「みえるーぷ」にも対応している。販売価格は74万8000円(配送料、税別)。
主な仕様は以下の通り。
型式「LP-P34KSG」、定格出力34kW、トランスレス方式、定格入力電圧DC660V、運転入力電圧範囲DC280~950V、入力最大電圧1000V、最大電力追従制御範囲DC500~800V、入力回路:8回路(2MPPT回路)、三相3線式。最大変換効率98.3%、定格変換効率97.8%、周囲温度:-25℃~+60℃、保護レベル:IP65(屋外、屋内)、設置方式:壁掛け、冷却方式:強制風冷型、概略質量:65kg、寸法:W622mm×D250mm×H895mm。