ケミトックス、機械的荷重試験拡充へ
気圧方式採用で柔軟な耐風圧・積雪評価可能に
第三者試験機関のケミトックス(東京都大田区、中山紘一CEO)は、今年4月より気圧方式の耐風圧試験装置を用いた機械的荷重試験を開始、より柔軟な耐風圧・積雪評価を提供できるようになった。装置のフル稼働状態が続くなか、同社は追加投資を決定。11月末に装置1台を増やし、試験業務の拡充を図っていく。
機械的荷重試験とは、太陽電池モジュールの風や雪に対する耐性を評価するもの。IEC(国際電気標準会議)では、静的荷重試験が規格化されている。これはモジュールの表面と裏面(正方向と負方向)に2400Paの静荷重を1時間ずつ交互に加え、それを3サイクル繰り返す試験。積雪対応の場合、最後の3サイクル目の正方向の荷重を5400Paに増やす。
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