現場の力 匠の技

気候に合わせてパネルを回転 ソーラーシェアリングの可能性を追求

ソーラーカルチャー 松岡顕 代表取締役

茨城県つくば市のとある畑。高さ3.5mの位置に太陽光パネルが並び、周辺の田畑と趣を異にしている。ソーラーカルチャー代表取締役の松岡顕氏が創った『ソラカルシステム』だ。氏はパネルの下で農作物を栽培するソーラーシェアリングの理想を追求し、パネルに回転機能を持たせた同システムを開発。自ら設計、施工した。

パネルの角度を調整するハンドル

13年年明け、松岡氏はホームセンターで単管パイプやクランプなどを大量に購入した。自身で設計したソーラーシェアリングを作るためだ。支柱となる3.5mのパイプだけでも84本。店員もさぞ驚いたことだろう。

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