新株発行で資本増強、黒字転換で有利子負債を圧縮
インリー・グリーンエナジー 王靖(ジェイソン・ワン)ファイナンシャルコントローラー
ギガファブ(巨大工場)投資で一気に巨龍へと駆け上がったインリー。14年の出荷目標は最大4.2GWだ。ただ、拡大路線によって13年末には累積赤字が10億ドルを超え、負債総額は41億ドルまで膨らむ。
拡大経営に潜む危うさを解消するため、4月末に5年振りとなる新株を発行、8400万ドルを市場から調達し資本増強を図っている。14年Q3からの黒字化を見込むインリーが、ようやく有利子負債の圧縮に動き始めた。
2011年から名だたるモジュールメーカーたちが損失を抱え、我々も無傷ではいられませんでした。その原因が、コンペティション(競争)が激化するなかで供給過剰に陥り、ブレークイーブンに間に合わず、パネル価格が下落し続けたことです。
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