ジンコソーラー
Eagle+シリーズ 275Wモジュール発表
中国大手の一角、ジンコソーラー(李仙徳董事長)は去る5月、最大出力275Wとなる多結晶モジュール、Eagle+シリーズを発表した。
今回、開発したEagle+は85℃、85%の条件下でPIDフリーを実現したEagleモジュールの最新機種。多結晶タイプのモジュール変換効率16.8%、出力範囲は255~275Wとなり、PIDフリーはもちろん、「IEC基準の10倍をクリアした」(マーケティング部)と話す。
同社では「16.8%という変換効率は量産化モジュールのなかでも、トップクラスの水準だ」と自信を見せる。このほか、「新たなセル製造技術とモジュールパッケージング技術の開発によって、スネイルトレイルの発生率はゼロにまで下げた」という。
陳康平CEOは「我々は常に最先端の技術を求め、製品を提供していく。今後も世界トップクラスの製品品質、長期信頼性も持つモジュールを開発していく」とコメントしている。