荏原電産
単相3線10kWPCSを発売
荏原電産（東京都大田区、川松茂社長）は、単相3線パワーコンディショナを発売した。新たに開発したのは単相3線式の最新機種となる10kW、9.9kWの2つ。10kWと9.9kWを組み合せることで、低圧連系で49.9kWとなるシステム構成が可能となる。また停電時でも電力を供給できる自立運転機能付きで、標準2PEコンセントを搭載。
さらに前機種に比べ、内部配置を工夫することで86%のコンパクト設計を実現。屋内・屋外設置いずれにも対応しており、接続箱機能も内蔵。施工費の削減と省スペース化を図ることができるという。また万一、蓄熱事業などで出力抑制が入った場合でも対応可能なスケジュール機能も搭載している。
主な仕様は以下の通り。型式「PSOP-NTRS3型」、出力容量10kWおよび9.9kW。電圧型電流制御方式、単相3線、入力電圧範囲DC0～500V、定格電圧AC202V、定格周波数50/60㎐、変換効率93%以上、外形寸法W710×H485×D280、質量58㎏、材料ステンレス鋼。
