住友電工、集光型太陽光 15年に商用化へ
〝薄型〟と〝軽量〟が強み
住友電気工業(大阪市中央区、松本正義社長)が、CPV(集光型太陽光発電装置)の事業化に向けて最終段階に入った。開発に着手したのが2010年の10月だから、すでに3年半の期間が経った。満を持して来年にも商用化を目指す。
CPVは、高効率の化合物系太陽電池セルに、特殊なレンズで太陽光を集めて発電させる、いわば虫メガネ式の発電装置だ。現在主流のシリコン系太陽光パネルに比べると高い発電能力を持つが制約も多い。
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