ネミー
新型架台発売 コスト削減実現、小規模産業用
架台メーカーのネミー(東京都世田谷区、根上幸久社長)は3月より、地上設置型の小規模産業用を主なターゲットとした新型架台を発売した。架台材料コストを30~40%削減した点が最大の特長だ。
同社が新たに開発した架台は、高耐食溶融めっき鋼板を用いたもので、出力50kW未満の小規模産業用を主なターゲットとしている。架台重量や部材種類・点数、ボルト数量を削減しており、ネミーエネルギーソリューションズの飯倉誠司社長は、「従来品と比べて、架台の部材コストを30~40%程度低減できた。さらに施工性もアップさせており、トータルコストの削減に貢献する架台だ。新年度価格を見据えて開発した。もちろん信頼性も重視し、強固な設計を施している」と話す。
新発売する『PV-DyMOv』の主な設計条件は以下の通り。
配列:3段4段、2列3列、10度20度、風速38m/s、垂直積雪量50cm、雪の平均荷重単位:20N/㎡/cm、設置高さ13m、設計用水平深度1.0、用途係数1.0。