クリーンベンチャー21
イソフォトン製パネル提案強化
今期売上高3倍成長、23億円へ
球状シリコン太陽電池メーカーのクリーンベンチャー21(京都市南区、室園幹夫社長)は2014年3月期の売上高が前期比約3倍の23億円を見込む。スペイン・イソフォトンの代理店として、住宅用や50kW未満の低圧産業用向けにモジュールとシステムの販売を伸ばした。地域密着を軸にさらなる事業拡大を目指す。
同社は01年の設立以来、ポリシリコンの使用量が少ない球状シリコン太陽電池の開発を進め、08年には量産化を果たす。欧州進出も視野に入れていたが、当時は結晶系太陽電池の価格が大幅下落し始めた時代。球状シリコン太陽電池としての真っ向勝負は難しく、独立電源用や意匠性を活かした用途向けの製販を進めていた。
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