Company & Key person

新築を強化 EPCは特高まで手を拡げる

エクソル 川勝一司 代表取締役社長

既築住宅への導入が減速するなか、全量売電はプレミア最終年度を迎える。活況の太陽光発電市場もついに今年から〝曲がり角〟との悲観論も飛び交っているが、有力インテグレータのエクソル(京都市中京区、川勝一司社長)は、どこ吹く風とばかりに成長路線を突き進む。倍々で収益を伸ばし、今期(2014年5月期)売上も1.7倍成長の460億円を着地点と予測した。いかなる新戦略を描いているのか、今年2月の役員人事で社長に再任した川勝一司氏の事業観を聞いた。

エクソルは、いまでこそ住宅用システム販売から産業用EPC(設計・調達・建設)まで全方位に展開しているが、2年前までは住宅用システムの卸販売会社だった。むしろ堅調な住宅用分野で競争力を高めてきたからこそ、安定した事業基盤を築き、今日の飛躍があったといえる。

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