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電力小売りの新スキーム

パナソニック、住宅余剰を買う

パナソニックが、住宅用太陽光発電の余剰電力を電力会社に代わって買取る新しいサービスを始める。2016年の電力小売り全面自由化をにらんだ新しい事業だ。住宅設備設計のエプコと新会社を立ち上げ、18年度には50万件の一般家庭と調達契約を交わす。年間200億円の売上を目指しているが、その真意とは。

今回の新規事業は、パナソニックグループが一般住宅の太陽光発電システムで発電した余剰電力を、電力会社に代わって法制化された買取り価格よりも高く買取るというもの。パナソニックは、すでにPPS(新電力会社)として電力の大口需要家へ小売り事業を実施しているため、買上げた電力は電源に活用する。

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