ジンコソーラー
発電量20%増、オプティマイザ搭載「スマートモジュール」発売
中国太陽電池大手ジンコソーラー(李仙徳社長)は、パネルの発電機能を最大限引き出すオプティマイザシステムを搭載した「スマートモジュール」を開発した。
今回開発したスマートモジュールについて、ジンコソーラーは「バイパスダイオードの代わりにセルオプティマイザを使用したことで、通常発電しないセルが出力し続けることを可能にし、しかも他のセルの発電に影響を与えることはない」という。
その一方で、モジュールの電流を自動的に調整し、均一に分布させることで、ホットスポットの発生を減らすことができるという。
同社は、モジュール1枚ずつの出力を制御できることで、部分影や表面の汚れ、出力劣化のばらつきによるパネルごとの出力低下を防ぐことで、「発電効率を最大20%増加させることができる」とコメントしている。