東芝
高効率125Wハーフタイプモジュール発売
東芝(東京都港区、田中久雄社長)は3月19日より出力125Wのハーフタイプ太陽電池モジュールの販売を開始する。従来から販売している250W太陽電池モジュールと組み合わせ、限られた屋根スペースを有効活用することで、太陽光発電システムの発電量アップを実現する。
同社が新たに発売する太陽電池モジュールは、従来機種である250W太陽電池モジュール(最大変換効率20.1%)のハーフタイプ。バックコンタクト方式のモジュールであり、最大変換効率は19.6%。太陽光を有効利用するため、ガラス表面に「ARコート(反射低減コート)」、セル表面に「反射防止膜」、裏面に「反射膜」を採用している。切妻屋根や寄棟屋根において、250Wモジュールとハーフタイプモジュールを組み合わせることで屋根スペースを有効活用、容量アップを実現する。
なお、今回から、高効率タイプの250W及び125W太陽電池モジュールを「Sシリーズ」として、シリーズ化する。
主な仕様は以下の通り。
型式「SPR-125NE-WHT-J」、セル種類:シリコン単結晶系、最大モジュール変換効率19.6%、公称最大出力125W、公称最大出力動作電圧20.3V、公称最大出力動作電流6.17A、公称開放電圧24.4V、公称短絡電流6.56A、最大システム電圧600V。外形寸法W799mm×H798mm×D46mm、質量7.7kg。