山陰酸素工業
垂直設置型の太陽光発電設備発売
工業ガス販売の山陰酸素工業(鳥取県米子市、並河元社長)は2024年1月29日、垂直設置型の太陽光発電設備を発売した。屋根の耐荷重や設置面積の制約上、太陽光発電設備を導入できない企業へ自家消費用設備として売り出す。
同社は、脚部の長さ約866mmのアルミ製架台と両面発電タイプの太陽光パネルを調達して製品化した。パネルの寸法が1134mm×2278mmで両面発電タイプであれば様々な製品を使用できる点が特徴だ。製品の外形は、高さ2000mm×幅2320mm。耐風圧性能は40m/s。商品名は『ソラミンゴ』。
また、同社は鳥取県米子市内の本社と島根県安来市内のガス充填所に垂直設置型の太陽光発電設備を導入した。本社ではEV用充電器と合わせて、停電時でもEVに充電できる仕組みを構築。ソラミンゴとともにEV用充電器を組み合わせた『ソラミンゴ・ステーション』の販売も始めた。なお、同社は垂直設置型の太陽光発電設備の販売とともに施工まで請け負う方針だ。