ワイヤソー世界最大手
コマツNTCが描く再浮上のシナリオ
いまや世界トップに上りつめても磐石とはいえない太陽光発電関連ビジネス。それはワイヤソー(シリコンインゴットスライス装置)も例外ではない。ワイヤソー世界最大手のコマツNTCは、太陽電池用ウエハの世界的な供給過剰の煽りを受けて販売が低迷している。14年から需要回復の兆しも見えてきたが、どのように巻き返しを図るのか。
ワイヤソーとは、直径120㎛程の極細ワイヤを回転させてシリコンインゴットを切断する装置。主に結晶シリコンウエハを生産するメーカーが、加工装置として使用している。
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