「営農用太陽光は農地再生の鍵」
ファームドゥホールディングス 岩井雅之 社長
農業関連や営農用太陽光発電事業を手掛けるファームドゥグループは、〝非FIT〟の営農用太陽光発電所を開発する方針を掲げた。グループ代表の岩井社長に今後の展開を聞いた。
──直近の業績は。
ファームドゥグループは、農業資材の販売や農産物直売所の運営から営農用太陽光発電所や通常の太陽光発電所の開発まで手掛け、モンゴルやチリ、ケニアでも太陽光発電事業を展開している。グループ6社の売上高は2024年2月期が前期比約5%増の145.7億円だった。円安の影響で売上高がやや伸びた形だ。
太陽光発電所の開発・運営は13年に始めた。FITを活用して群馬県や北海道、青森県、茨城県、静岡県などで展開し、14年には営農用太陽光発電所の開発に着手した。国内で運営する太陽光発電所は230ヵ所、125MWに達し、うち90ヵ所が営農用太陽光発電所である。これに海外案件も含めると、当社が運営する太陽光発電所は合計で153MWになる。
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