企業探求

シュナイダーエレクトリック

変電設備一体型システム提案、13年100MW受注目指す

2MWで30ftのコンパクト設計、耐塩重視の日本仕様

仏・重電大手のシュナイダーエレクトリック(日本法人・東京都港区)は、日本の太陽光発電マーケットで、インバータや昇圧変圧器、配電盤などを一体化した出力2MWクラスの変電設備一体型システムを積極的に提案している。トータルコスト削減、収益性向上を武器に2013年100MWの受注を目指す。

『PVボックス』

同社は、日本市場へ1962年に進出、12年からは太陽光発電市場にも展開している。インバータや昇圧変圧器、配電盤などを一つに纏めた変電設備一体型システム『PVボックス』については日本仕様品を開発。12年7月より本格販売している。その他、接続箱や遠隔監視システムも揃える。

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