日新電機
100kW/250kW屋外型パワーコンディショナ販売
日新電機(京都市左京区、小畑英明社長)は設置工事を簡素化するため、太陽光発電用パワーコンディショナ「SOLARPACK」製品のうち、100kWおよび250kWで屋外設置型を開発、10月7日より販売を始めた。
8〜9割のパワーコンディショナ(PCS)が屋外設置される現状に対し、多くのPCSは屋内設置型が主流であるため、屋外収納盤が必要となり、しかも現場での組み込み作業によって、据付け工事にも手間がかかっていた。
そこで日新電機では収納盤と工事を円滑にするため、屋外専用機を開発。屋外型PCSによって、屋外収納盤の手配や現場への制作・輸送・搬入等の煩雑な施工管理負担を軽減させるとともに、施工時間を約30%短縮できるという。
さらに屋外収納盤が不要となるため、小型・軽量化を実現。また従来の2重構造も不要であるため、保守点検の作業性向上、定期交換部品数も低減できるという。
100kWおよび250kWでラインナップし、10月より販売を開始している。