山洋電気
PCSラインナップ拡充 100kW新機種発売
50kW未満小規模産業用に単相5kW本格販売へ
中型PCS(パワーコンディショナ)大手の山洋電気(東京都豊島区、山本茂生社長)は、PCSのラインナップを拡充している。今秋には100kWタイプの新製品を発売するほか、単相5kWタイプも多数台連系に対応した新JET認証の取得を完了させる予定だ。さらに絶縁型の三相10kWタイプの市場投入も視野に入れており、産業用市場でのシェア拡大を目指す。
同社は、全量売電初年度である2012年度、PCSの出荷量が90MWに達した。今年度も着実に販売を伸ばし、4月から7月までのPCSの受注量は、前年同期比2倍で推移している。ただ、小泉泰之執行役員営業本部副本部長の表情は、必ずしも晴れやかとは言えない。
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