ダイヤモンド電機
小型PCS事業本格始動
新JET対応単相4.5kWタイプ11月出荷、5kWクラスも1月量産化へ
ダイヤモンド電機(大阪市淀川区、池永重彦社長)は、今年度より太陽光発電用の小型PCS(パワーコンディショナ)の本格出荷を開始、太陽光発電市場への事業展開を強めている。11月からは、多数台連系に対応した新JET認証を取得したPCSも市場投入し、住宅用、そして出力50kW未満の小規模産業用向けにも提案していく。
自動車用点火コイルや空調機器用制御機器などを製造する同社は、2009年頃から太陽光発電用PCSの研究開発に着手。従来から培ってきたインバータ技術などを活かし、住宅用の小型PCSを開発、12年3月には屋内設置型単相4.5kWタイプのJET認証を取得した。13年2月からは、鳥取工場にて量産をスタート、4月には出荷を本格化させた。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です