Products Review

ソプレイソーラー

光触媒でガラスについた汚れを自浄セルフクリーンソーラー発売

モジュール製造からEPCまで展開するソプレイソーラー(名古屋市瑞穂区、加藤有二社長)では排ガス、PM2.5、花粉、黄砂、鳥のフンなどの汚れが原因で発電効率が下がるのを防ぐため、ガラスに光触媒を塗布した自浄機能つき、セルフクリーンソーラーを開発した。

カバーガラスに付着した汚れは、通常は雨風によって自然洗浄されるが、水で落ち難い汚れまたは落ち葉などがついて取れない。あるいは水平、もしくはそれに近い角度で設置されると汚れに晒された状態が続き、放置すれば太陽光線の力でこびりついてしまうという。その結果、汚れが堆積し光透過率を下げ、発電効率の低下要因になってきた。

そこで同社では特殊な光触媒をガラス表面に塗布することで、親水性によって汚れがつき難い。強力な分解力で強固に付着するのを防ぐ。さらに雨水で洗い流すという3つの機能で初期性能の安定化を図る。

さらに従来までの光触媒は劣化が激しかったが、セルフクリーンソーラーでは「10年保証をつける予定」(加藤有二社長)だ。

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