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独ソーラーワールド、創業者アスバック体制で再建

カタール・ソーラー29%、アスバック氏19.5%出資へ

資金繰りが悪化していたドイツの太陽電池大手ソーラーワールド(フランク・アスバックCEO)が再建に動き出した。今年8月の臨時株主総会で創業者のフランク・アスバック氏とカタール・ソーラーが出資を表明。アスバック氏は2019年までCEO(最高経営責任者)に残留し、リストラクチャリングなどを実施して財務を立て直す。

同社は、10年頃まで結晶シリコン型太陽電池モジュールや太陽光発電システムの製販で実績を伸ばしてきた。しかし11年からモジュール販価下落の影響で売上は低迷。12年には約40%の価格下落の煽りを受け、売上高は対前年比約42%減の6億600万ユーロに落ち込んだ。EBIT(利払い・税引き前利益)は4億9240万ユーロの損失を計上し、4億7690万ユーロの最終赤字に陥った。

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