「自家消費や屋根上設置に軸足 住宅用新パッケージも発売」
カナディアン・ソーラー・ジャパン 山本豊 社長
太陽光パネル世界大手のカナディアン・ソーラーは、日本向けパネル販売量でトップ3に入り続ける。販売部門の日本法人を率いる山本豊社長に話を聞いた。
──2020年はコロナ禍一色だったが。
在宅勤務など社内体制の整備に追われた一面はあったが、事業への影響は軽微で、太陽光パネルの出荷はほぼ予定通りだった。20年通年の当社の出荷量は前年比微増の820MW(注・プロジェクト部門を含むカナディアン・ソーラー全体の日本向け出荷量は910MW)だった。
住宅用蓄電設備の販売にも力を注ぎ、1年間で約2000台販売した。なかでもハイブリッド型蓄電設備の新製品の貢献度は大きかった。
太陽光パネルでは太陽電池セルの大型化が進むなかで、業界をリードするような新製品を発表できた。我々は住宅を含む屋根上に適した166㎜角セル、大規模発電所に向く210㎜角セルに加え、その間にある182㎜角セルを用いたパネルも揃えている。
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