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謝罪に始まった社長職
桑野幸徳(くわの・ゆきのり)
1941年福岡県生まれ。63年熊本大学卒業後、三洋電機入社。93年取締役研究開発本部長、96年常務取締役、99年セミコンダクターカンパニー社長を歴任し、2000~05年三洋電機代表取締役社長に就任。現在、太陽光発電技術研究組合(PVTEC)理事長ほか、大和ハウス工業監査役、オプテックス取締役を兼務。工学博士。
2000年11月1日、桑野は晴れて三洋電機の代表取締役社長に昇格したが、その初仕事は謝罪だった。祝福どころか、マスコミから厳しい質問攻めを浴びせられ、深々と頭を下げなければならなかった。
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