「日本参入は薄利多売との決別の意 14年に黒字化果たす」
レネソーラ 李仙寿CEO
製造分野に対し、ありったけの資財を投げうつ時代は終わりを迎えた──。
世界大手だろうと、いつ破綻しても不思議ではない状況が続く一方で、企業再生に向けた戦略も少しずつ見えてきた。レネソーラの李仙寿CEOは「低価格でシェアを奪う戦略はもはや限界にきた。収益構造の大転換を果たせなければ淘汰される」と警鐘をならす。
その李氏が反転攻勢の地として選んだのがここ日本。彼はレネソーラをどう導いていくのか。
ウエハ製造が経営主体だったビジネスモデルを脱し、モジュール、さらにPVシステムまでサプライチェーンを展開させ、黒字転換を果たす。
これがレネソーラの成長ビジョンだ。そのとき李CEOが描いた戦略がブランディングと販売チャネル、R&D、そしてOEM生産だった。
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