シャープ
住宅用リチウムイオン蓄電システム発売
システムイメージ図
シャープは1月17日、住宅用リチウムイオン蓄電池システムを発売した。電池容量が4.8kWhと2.4kWhの2機種。太陽光発電システムと併用すれば、停電時でも電力を使用できる。ハウスビルダーや販売会社を通じて販売する。
同社が発売したのは、充放電の繰り返しに耐え得る住宅用の定置型リチウムイオン蓄電池システムである。通常のリチウムイオン蓄電池は、充放電を繰り返すことによって、電池容量が低下する。これに対し、同社の新製品は、満充電と放電を8000回繰り返しても、初期の70%以上の電池容量を維持できるリチウムイオン蓄電池セルを搭載している。
HEMS（ホームエネルギーマネージメントシステム）と、別売りのHEMS専用タブレット端末を使えば、画面上で蓄電池の残量を確認できる。
蓄電池「JH-WB1201」のサイズは700mm×250mm×1300mm。重量は約160kg。蓄電池パワーコンディショナ「JH-20CL1」のサイズは666mm×201mm×429mm。重量は約28kg。「マルチエネルギーモニタJH-RWL5」のサイズは175mm×27mm×137mm。重量は約500g。
