ABB
国際標準1000Vを積極提案
PCSから接続箱、遠隔監視システムまでワンストップ供給
太陽光発電用のPCS(パワーコンディショナ)や周辺機器の製販で実績を伸ばすスイス・ABB(日本法人・東京都渋谷区)。システム電圧が直流600Ⅴの日本市場で、国際標準1000Ⅴ仕様の利点を訴え提案を強めてきた。それが実を結び、昨年は80MWのPCSの受注を獲得。今年4月には米PCS大手パワーワンの買収で合意するなど、勢いに乗る同社の日本戦略とは。
ABBは、PCSや接続箱、集電箱、変圧器、配電盤、遠隔監視システムといった周辺機器の製販からEPC(設計・調達・建設)までのトータルソリューションを手掛けている。ただ日本市場では、主にPCSを中心とした機器販売に傾注し、総合提案力を強みに展開している。
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