エコフローテクノロジージャパン
可搬型蓄電設備発売
蓄電設備を製造する中・エコフローテクノロジーの日本法人、エコフローテクノロジージャパン(東京都江東区、崔斌社長)は2024年6月25日、可搬型蓄電設備を発売した。民生用の非常用電源として電子商取引サイトなどで初年度5300台の販売を目指す。
同社は蓄電容量4096Wh、定格出力3.6kWのリン酸鉄リチウムイオン蓄電池を搭載して商品化した。別売りの蓄電設備を併用すれば、最大で24.5kWhまで蓄電容量を増やせるようにして、最大15台の電気機器へ同時に給電できるようにした。
利用者は、付属のACアダプタで家庭用コンセントから充電すると、最短約50分で満充電できるほか、別売りの出力400Wの折り畳み式太陽光パネルからの充電も可能である。計6種類の充電方法があり、スマートフォンで専用のアプリを使えば、充電状況の確認や充電速度の調整ができる。
外形は、幅695.5mm×奥行き341mm×高さ410mm、質量は約51.5kg。商品名は『EcoFlow DELTA Pro 3』、価格は税込み53万9000円。なお、蓄電容量4096Whの『EcoFlow DELTA Pro 3専用エクストラバッテリー』を増設すれば、蓄電容量を拡張できる。価格は税込み39万6000円。