Products Review

ラプラス・システム

発電所向け防犯システム販売開始

遠隔監視装置販売のラプラス・システム(京都市、堀井雅行社長)は2024年7月29日、太陽光発電所向けの防犯システムの販売を開始した。EPC(設計・調達・建設)企業やO&M(管理・保守)企業へ提案し、初年度500台の契約を目指す。

同社は、人感センサと4000lmの高照度LED照明、最大90dBのサイレン付き赤色回転灯を組み合わせて防犯システムを商品化した。同社の遠隔監視装置のオプション品として提供する。

今回の防犯システムは、侵入者を検知すると、発光や音で威嚇し、メールで管理者に通知するもの。人感センサで最大約12m先の侵入者を検知できるという。

同社デザイン部部長兼販促企画課の牧真哉課長は、「太陽光発電所の銅線ケーブルの盗難被害が相次ぎ、顧客からの要望で防犯システムを開発した。機器の構成をシンプルにして低価格で提供する」と述べる。

同社は、端子台などと合わせた防犯システム一式のほか、防犯機器のみの販売も行う。既設の遠隔監視装置に後付けできるようにする。防犯システムの機器それぞれに1年間の製品保証を付与するほか、防犯システムのオプション品として防水・防塵の保護等級IP66の防犯カメラも売り出す。

左から、高照度LED照明、人感センサ、サイレン付き赤色回転灯

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