メーカーの挑戦

再びPVで笑う日求め日本に舵切るJAソーラー、その真意に迫る

「再生か、それとも破綻か」
いま世界中のPVプレイヤーが厳しい現実と対峙し、もがき苦しむ。3月中旬、事実上の経営破綻に陥ったサンテックパワー。それからひと月足らずの間に、LDKソーラーによる転換社債の返済失敗、ソーラーワールドの債務超過入り疑惑が発覚、負の連鎖は止めどなく世界を襲う。世界大手から壊れるドミノ倒産が現実味を帯びるなか、彼らの多くは日本市場に一縷の望みを託し、いまその展開を強めている。
PVメーカーは再び輝きを取り戻せるのか。JAソーラーが描く日本戦略、そして経営実態に迫った。

上海奉賢工場

「サンテックパワーの経営破綻は、業界に対し様々な影響を与えた。少なくとも投資家はソーラー関連企業に失望し、金融機関は融資に消極的になるだろう」。

ミン・ツァオCFO、リウ・ヨーンCTOやヘレナ・リー副総裁といった錚々たる顔ぶれが並ぶなか、中央に座るジエン・シエCOOは言葉を続けた。

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