今期売上高14億円、モニタリングシステム納入数5000件突破
「住宅用へ本格進出目指す」
ラプラス・システム 堀井雅行 代表取締役社長
1993年頃に産業用太陽光発電の計測表示システムの開発に着手して以来、国内トップクラスの実績を残しているラプラス・システム(京都市伏見区)。全量売電の開始に伴い、産業用太陽光発電向けの計測表示システムや遠隔監視システムの受注を伸ばしている。
2013年3月期の売上高は前期比約2.8倍の14億円に達し、初めて10億円を超えた。13年度は産業用分野での更なる成長を目指しつつ、悲願ともいえる住宅用市場への足掛かりをつける狙いだ。
同社は93年頃に太陽光発電向けの計測表示システムの開発に着手、以来太陽光発電市場への本格参入を果たした。97年には自社製品として、計測ソフト及び発電シミュレーションソフトを市場投入している。学校向けを中心に、官庁や空港など様々な施設に納入、11年までに太陽光発電向けの実績は5000件を超えるものとなっていた。
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