「品質を犠牲にしてまでのコスト競争は終わりを迎えた」
デュポン コンラッド・バーク グローバルマーケティングディレクター
1958年といえば、日本がまだ高度成長期に入ったばかりのその頃、デュポンはベル研究所へ初めて高純度シリコンを提供した。
それから55年、世界中に導入された太陽電池は4億枚にのぼり、その半数にデュポン製材料が使われるまでとなった。2011年のPV事業売上高は14億米ドル、部材メーカーのなかで、最も収益性の高い企業としていまなお色褪せない。
揺籃期からPVを支えてきた彼らは、いまのマーケットをどう分析しているのか。