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リバースアンドシーオー

太陽光パネル自動洗浄システム「セルスイーパー Cell Sweeper」本格発売

リバースアンドシーオー(東京都港区、中川孝一CEO取締役会長)は、太陽光パネルに付着した花粉、火山灰、黄砂、雪などの汚れを自動的に洗浄する自走式洗浄装置、「セルスイーパー Cell Sweeper」を3月22日より本格販売する。

セルスイーパーはモジュールのアルミフレームに縦横2つのフレームを取付け、非接触型リニアユニットを埋め込んだ縦方向のフレームを、ブラシを持った本体がバネル上を走ることで洗浄するもの。日本初の自動洗浄システムとして、同社の中川孝一CEOが開発した。

リニア方式による自走のため、摩耗もなく動作音は静か。モジュールが発電していない夜間にタイマー設定で自動的に洗浄する。

電力消費量は150Wで、内蔵するリチウムイオン電池で貯めた電力を使用。電池の数を増やせば、長距離駆動ができ、メガソーラーにも対応可能だ。また駆動する本体は専用の回転ブラシを小型軽量のFRPボディで覆うことで約6.8㎏とした。

専用ブラシは汚れに応じ6種類揃え、洗浄水噴霧とワイパー拭き取り機能も持つ。本体価格はパネル2枚(縦4m×横4m)の1ユニットで120万円。

中川孝一会長は「雨や落ち葉、花粉や黄砂、火山灰、塩害、家畜の糞尿などの汚れが付着し、放っておけば、パネルの発電性能はどんどん低下してしまう。ただ、屋根上設置や大規模発電所で定期的に洗浄することは、人件費が嵩み、発電事業者の売電収益を損ねてしまう」と語り、自動洗浄システムを提案する。

同社は全国で販売代理店を募り、現在15社ある代理店を年内にも55社まで増やしたい考えだ。

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