タカラレーベン、太陽光搭載型マンション推進
13年度10棟開発へ
不動産ディベロッパーのタカラレーベンは、太陽光発電システムを搭載した分譲マンションの開発を推進している。2010年9月に首都圏初となる太陽光戸別供給型分譲マンションの販売を開始。以来、太陽光搭載型マンションの開発で全国トップの実績を持つ。このほど、蓄電付き戸別供給型や全量売電型、一括受電方式など利用形態の幅を広げ、アピールを強める。15年度には太陽光搭載型マンションを全竣工数の半数まで引き上げる計画だ。
同社が太陽光搭載型マンションの開発を決断したのは07年頃だった。経営企画室長の北川智哉取締役執行役員は「04年頃からマンションではエコが一つのキーワードとなっていた。そこで当社にとって中心顧客となる年収400〜600万円の方々へ何が提案できるか、検討を重ね、07年頃には、地球にもサイフにも優しい太陽光、そして戸別供給型に辿り着いた」と振り返る。
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