現場の力 匠の技

「施工を主軸に太陽光を極めたい」

横浜環境デザイン 池田真樹 取締役社長

横浜市都筑区の横浜環境デザインは、進境著しい太陽光発電の施工・販売店だ。同社の2012年5月期の売上高は、前期比約70%増の17億円、今期は20億円超のペースで推移している。社長を務める池田真樹氏は、テレビ番組を活用した販売や8万円設置モデルへ参画するなど、幅広い営業を展開。その精力的な販促活動から、一見営業畑とも思えるが、意外にも熱い〝施工魂〟を覗かせる。池田氏の歩みを辿った。

同社が施工を手掛けた案件。神奈川県相模原市のS病院(右)と 千葉県印西市のC銀行。

池田氏が太陽光発電と出会ったのは1992年。大学で電気工学科を専攻し、ある講義を受けたのがきっかけだ。「隣の研究室でソーラーカーの研究をしており、何となく興味があって、わざわざ受講したことがあった」。ただ、当時は住宅用太陽光すら世に出ていない。ここでは〝太陽光発電〟を認識したに過ぎなかった。

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